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熱中症対策と指定暑熱避難施設について

熱中症とは

高温多湿な環境で、体内の水分・塩分バランスが崩れ、体温調節機能が働かなくなることにより体内に熱がたまり、筋肉痛や大量の発汗、さらには吐き気などの症状が現れ、重症になると意識障害がおこり、最悪の場合は死に至ることがあります。

また、夜間や室内でも発症し、救急搬送される事例が報告されています。

熱中症の予防法

こまめに水分を取っていますか?

高齢者は、加齢によりのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。このため、のどの渇きを感じなくてもこまめに水分補給をする必要があります。

また、体に必要な水分の補給を我慢することは、特に危険です。
寝る前だからと水分を我慢せず、こまめな水分補給を心掛けましょう。

汗をかいた時は、適度な塩分補給も必要です。

エアコンを上手に使っていますか?

エアコンや扇風機は、温度設定に気を付けたり、体に直接あたらないよう風向きを調整するなど工夫をすると、体が冷えすぎず、快適に使うことができます。

これらが使えない場合は、シャワーや冷たいタオルでも、体を冷やす効果があります。

暑さに強いから大丈夫?

高齢者は、暑さに対する感覚が鈍くなり、発汗など体から熱を逃がす機能も低下します。

暑い日は無理をしない、室内でも温度計を置き、部屋の温度が上がりすぎていないか確認するなど注意しましょう。

部屋の中なら大丈夫?

熱中症は、室内や夜間でも多く発生しています。

すだれやカーテンで直射日光を遮る、換気して屋外の涼しい空気を入れる、必要に応じてエアコン等を使用するなど、部屋に熱がこもらないよう、常に心掛けましょう。

高齢者の熱中症

熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です

高齢者が熱中症を起こしやすい理由は?

(1)体内の水分が不足しがちです

高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ない上、体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とします。

(2)暑さに対する感覚機能が低下しています

加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。

(3)暑さに対する体の調節機能が低下します

高齢者は体に熱がたまりやすく、暑い時には若年者よりも循環器系への負担が大きくなります。

熱中症情報に関するホームページ

指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)について

指定暑熱避難施設(以下、クーリングシェルター)は、令和6年4月1日に全面施行された改正気候変動適応法に基づき、市町村が適当な冷房設備を有する等の要件を満たす施設を誰もが利用できる暑さをしのげる施設として指定した施設のことです。

熱中症特別警戒アラートの発表期間中に、指定されたクーリングシェルターを開放することとなっています。

九度山町の指定状況について

九度山町では、下記の施設を指定しています。

施設の名称 所在地 開放日時 受入可能人数

九度山町ふるさとセンター

1階ロビー(※1)

九度山町九度山1190-1

毎日(※2)

午前9時から

午後5時まで

20名程度

(※1)本事業にかかる利用については、利用申し込みは不要です。
(※2)令和6年9月21日(土)は停電(予定)のため開放できません。

関連リンク

このページに関するお問合せ先
九度山町役場 住民課 TEL: 0736-54-2019(代表)
最終更新日:20241211
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